新築の際に、建物を建てる土地の状況は気になりませんか?
いかに堅牢な建物であろうと、建っている土地が軟弱であったり、災害に弱いなどの側面をあると、安全な住まいとはいい難いです。
土地購入後にその土地の状態が不明な場合、地盤調査をおこなってから建物を建てるべきか悩みませんか。
今回は、地盤調査とは何か、また調査の種類や費用相場について解説します。
土地の地盤調査とは?
地盤調査は、その土地の地盤沈下の不安を払拭することが大きな理由です。
地盤沈下とは、地震などの揺れで地面が沈んで水が噴出し、上に立っている建物が傾き、地下に埋まっている上下水道管などが破損する現象です。
また軟弱な砂や泥でできた地盤では、建物の重さを支えられず、不同沈下を起こします。
建物が次第に傾き、ドアの開閉が困難になったり、雨風が入ったりする原因ともなるのです。
地盤の強度は傍目では測れません。
地盤調査とは、こうした不測の事態を回避し、住まいの安全性を確保するためにおこなわれ、法的にも義務化されているのです。
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土地の地盤調査!調査の種類
地盤調査では主に3種類の工法で調査がおこなわれます。
スクリューウエイト貫入試験は、建物の四隅と中心に当たる5か所に先端がスクリュー状になった金属棒で10mほどの深さまで調査します。
ボーリング調査は、大型の機械を使って円柱状の穴を空け、1mごとに土の成分を解析する大掛かりな調査です。
表面波探査法とは、地面に小さな振動を起こし、地面の中を伝わる表面波の速さをコンピューターで解析する方法です。
表面波探査法ならば、大型の機械を搬送出来ない狭い土地での調査が可能となります。
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土地の地盤調査!調査の費用相場
ボーリング調査は、マンションなどの大型の鉄筋コンクリートの建築予定地に利用されるもので、相場は15万~30万、深く採掘すればコストが上昇し、40~80万円かかる大掛かりな調査です。
スクリューウエイト貫入試験は、一般的な木造一戸建ての建築予定地に利用されやすく、費用は3万~5万ほどになります。
表面波探査法は、ほかの種類に比べ短時間で済み、地盤の硬さを正しく調べられます。
表面波探査法の費用は8万~12万ほどです。
費用は地質や規模によって異なりますのであくまで目安と捉えてください。
地盤調査によって軟弱な土地であると判明したら、地盤改良工事をおこない、必要な強度を確保します。
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まとめ
新築の際は、地盤調査の上、必要ならば地盤改良などをして強度を確保してから建設する必要があります。
軟弱な地盤は、地盤沈下など災害時のみならず、建物の重さに耐えられず、経年とともに建物に支障が出ますし、何より安全性に欠けるからです。
地盤調査の工法は、建設予定の土地の広さや、建物の種類によって選択します。
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