賃貸物件の床はフローリングのところが多いですが、クッションフロアになっていることも少なくありません。
クッションフロアの場合、原状回復時に修繕費用を払わなくて済むようしっかりフロアを管理することが大切です。
今回はクッションフロアの賃貸物件に住む場合の注意点や、クッションフロアの賃貸物件の原状回復について解説します。
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クッションフロアの賃貸物件とは？
クッションフロア（CF）とは、塩化ビニール系の素材でできた床のことを指します。
名前のとおりクッション性が高いことや、いろいろな柄を選べることがクッションフロアのメリットです。
床材によっては防音効果が高いもの・衝撃に強いものなどもあるため、機能性重視でクッションフロアにしている賃貸物件もあるでしょう。
しかしクッションフロアの上に重たい家具を置くと、どうしても設置跡がつきやすいのがデメリットです。
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クッションフロアがある賃貸物件に住む場合の注意点とは
クッションフロアは家具を置くと設置跡がつきやすいだけでなく、ほかにも弱点があるので注意が必要です。
塩化ビニール系の素材は、薬品などと化学反応を起こし変色してしまうことがあります。
滑り止めがついた洗面所用のマットなども長期間クッションフロアの上にあると化学反応の原因になることがあるため、定期的に状態を確認しましょう。
クッションフロアは通気性が悪く、カビが生えやすい点も弱点です。
防カビ加工が経年劣化で剥がれていると、とくにカビが生えやすくなってしまいます。
もう1つの注意点は、傷などができるとそこから裂けやすいことです。
家具を引きずったり重たいものを落としたりすると傷や裂けの原因になることがあるため、十分注意しましょう。
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クッションフロアがある賃貸物件の原状回復について
クッションフロアの物件に限らず、どの物件でも退去する際に入居者はもとの状態で貸主に物件を引き渡す原状回復義務を負います。
ただし、経年劣化によるものや通常の生活で損耗してしまうものは入居者に修繕費用が請求されることはありません。
このなかには、家具の設置によってできるフロアのへこみも含まれています。
フロアの変色も経年劣化によるものや日焼けによるものは大家さんの負担になりますが、入居者の過失で生じた変色は修繕費用を求められる可能性が高いです。
タバコのヤニで変色が起きた場合なども、入居者の負担になってしまいます。
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まとめ
クッションフロアは塩化ビニール系の床材で、家具を置くと設置跡が凹みやすい特徴があります。
変色しやすい・カビが生じやすいといった弱点もあるため、クッションフロアの部屋で暮らす際は注意しましょう。
ただし通常の生活で生じた損耗や家具設置跡のへこみは、入居者が負担する原状回復費用に含まれていません。
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ハマ不動産 スタッフブログ担当
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