賃貸物件の賃貸借契約を考えている高齢者の方のなかには、「契約できないかもしれない」という不安を抱えている方もいるかもしれません。
この記事では、大家さんが高齢者との入居制限をする理由や審査がとおりにくい理由、契約を結ぶための対策をご紹介します。
大家さんが高齢者の賃貸借契約を制限する理由
多くの大家さんは高齢者の入居に否定的と言われています。
実際、2018年に総務省がおこなった調査によると、高齢者の入居に対して前向きな意見の割合は7.6%しかありませんでした。
では、なぜ大家さんは高齢者の入居に前向きではないのでしょうか?
その理由は健康面と収入面の不安です。
健康に不安を抱えている高齢者も多く、認知症や孤独死の懸念を抱いている方も見受けられます。
また、収入が少ないケースも多く、滞納するのではないかという懸念を持る大家さんも多いです。
このように、高齢者の方は大家さんが入居に前向きではないことを理解しておきましょう。
とは言え、収入に問題がなければ何歳であっても入居できるケースも多いです。
高齢者が賃貸借契約を締結する場合に各種審査がとおりにくい理由
賃貸借契約を結ぶ際の審査では、賃借人が定期的に家賃を支払うことができるかどうか、近隣と問題が生じないかどうかを確認します。
サラリーマンであれば、毎月の収入は確実にあると考えられるので、家賃を滞納するリスクは低く、審査にとおる可能性は高いです。
一方で、収入源が年金だけの高齢者は、家賃の支払いが苦しくなることが想定され、審査がとおらない可能性があります。
とくに一人暮らしの高齢者の場合、孤独死により事故物件の物件になることを嫌って、入居を断る大家さんも少なくありません。
このような理由から、高齢者は審査にとおりにくいと言われています。
高齢者が賃貸借契約するための対策
高齢者はさまざまなリスクから入居を断られることもありますが、賃貸借契約時に3つの対策を講じることで入居できる可能性が高くなります。
まず、高齢者に適した賃貸物件や高齢者相談ができる賃貸物件を探すことです。
次に、毎月の年金や貯蓄など、経済面に問題がないことを証明することです。
さらに、自治体が提供する家賃保証制度を活用し、安心感を与えることも対策になります。
近年の高齢者の増加に伴い、高齢者に適した住宅も増えてきており、選ぶ基準を調整すれば、より簡単に入居することができます。
また、資金面については、年金受給額や貯蓄額を明示することで家賃滞納が起こりにくい入居者であることを大家さんに知ってもらいましょう。
まとめ
今回は、大家さんが高齢者との賃貸借契約を制限をする理由は、健康面や収入面に不安を感じるためです。
高齢者の方は、これらに問題がないことをアピールすることで、入居できる可能性が高くなります。
また、自治体の制度なども利用するなどの入居対策も検討してみてはいかがでしょう。
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