近年、空き家が増え、倒壊リスクや害虫・ゴミ被害などのトラブルが多数起きています。
そこで今回、相続した不動産が空き家になったときの管理方法やデメリット、解決策をご紹介します。
空き家を相続する予定のある方は、記事を参考にしてみてください。
相続した不動産が空き家になったときの管理方法
不動産を相続した際、ほかの地域に住んでいるため、その不動産は空き家になるケースは多くあります。
しかし、手入れをしなければ建物の老朽化が進み、シロアリや害虫が住みついてしまうリスクがあります。
そのため、適度な換気や通水、掃除や敷地の手入れなど定期的なメンテナンスが必要です。
遠方に住んでいたり、仕事などで忙しく管理ができない場合、家族や親戚にも頼めない場合は、賃貸物件として貸し出したり、近所の方に管理をお願いしたり、管理のみ委託会社に依頼することがおすすめです。
賃貸物件として貸し出す際には、リフォームや設備を整える費用を含めて、利回りを考えなければなりません。
管理委託の場合にも費用が発生するため、処分してしまった方が得になるかもしれないので、将来住む予定があるのか、活用方法があるのかを検討しましょう。
相続した不動産の空き家を放置した場合のデメリット
建物は築年数が経過するごとに資産価値が下がり、耐用年数を過ぎるを価値がゼロになることあります。
耐用年数は建物構造により異なり、木造住宅の場合は22年となっています。
また、空き家の所有には、固定資産税や災害保険などの維持費がかかります。
さらに、倒壊するリスクが高い・メンテナンスが不十分などと判断されると、固定資産税の減税がなくなり、それまで支払っていた6倍もの金額が課税されます。
万が一、倒壊した場合は、所有者責任を問われるため損害賠償請求を受けることもあるでしょう。
そのため、活用方法があるのか、デメリットを把握したうえで検討する必要があります。
相続した不動産を空き家状態にしないための解決策
代表的な解決策には、建物を解体して土地のみ所有し続ける方法や、無償で市区町村や国、欲しい方に譲渡する方法、不動産売却する方法があります。
建物が老朽化していたり、メンテナンスできなかったりする場合は、空き家を解体し、更地にして所有するのがおすすめです。
害虫被害や倒壊リスクで固定資産税が上がることも防止できます。
ただし、解体費用がかかるため、将来、相続した不動産の活用方法があるのかを見極める必要があります。
被相続人が残してくれた資産ですが、維持費などで家計を圧迫する恐れもあります。
まとめ
相続した空き家の管理では、賃貸物件として貸し出したり、管理委託などを依頼したりする方法がありますが、利回りや維持費を考えましょう。
将来、駐車場や家を建てる予定があるなどの場合には所有していたほうが良いですが、活用方法がない場合は、譲渡や売却を検討することがおすすめと言えます。
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