土地を売却してから土壌汚染が発覚すると、大きなトラブルに発展しやすいため注意が必要です。
ここでは、土地を売却したあとに土壌汚染が発覚した場合のトラブル、土壌汚染の可能性がある土地の売却方法、売却前に土壌汚染調査を実施すべきかどうかについてまとめました。
工場の跡地など、土壌汚染の可能性がある土地の売却を検討中の方の参考になれば幸いです。
土地を売却したあとに土壌汚染が発覚した場合のトラブルは?
土壌汚染とは有害な化学物質や排水などによって土地が汚染されることで、自然環境や人の健康・生活に悪影響を及ぼします。
そのような土地の状態を買主に伝えずに売却し、後から発覚した場合、大きなトラブルへ発展する可能性があるので注意しましょう。
具体的には、土壌汚染があることを知っていたらその土地は購入しなかった、と買主が思う場合、売買契約の解除を求められることがあります。
また、売買された土地が契約内容と異なるとして、売主が買主に対して負う「契約不適合責任」により、損害賠償金を請求されることがあります。
土壌汚染の可能性がある土地の売却方法は?
土壌汚染の可能性がある土地は、買主が安心して購入できるよう、まず、土壌汚染調査を実施することをおすすめします。
土壌汚染調査とは、土地の土壌、土壌ガス、地下水などを分析し、土壌汚染物質の有無や量を調べる調査です。
100万円程度の費用がかかりますが、土壌汚染の詳細な状態を把握し買主へ伝えれば、契約不適合責任を問われるリスクがなくなります。
そして、調査した結果、土壌汚染が発覚した場合は汚染物質の除去費用を値引きして売るのがおすすめです。
相場としては、市場価格の70%程度の価格になりますが、ご自身で土壌汚染の処理をする手間と時間を省くことが可能です。
ほかには、駐車場などとして活用するため土壌汚染の可能性のある土地でもかまわない、という買主を見つける方法もあります。
土地を売却する前に土壌汚染調査の実施はすべき?
土地を売却する前の土壌汚染調査は、義務ではありません。
ただし、土壌汚染調査を買主から求められた場合は、安心して購入してもらうために実施する必要があります。
また、地中にゴミなどが埋められていたり、化学物質を用いた工場跡地など、土壌汚染の可能性が高い土地の場合は、調査することをおすすめします。
まとめ
工場の跡地など、土壌汚染の可能性がある土地を売却する場合は、まず、土壌汚染調査をすることをおすすめします。
調査結果を買主に伝え、安心して購入してもらい、大きなトラブルなく土地を売却できると良いですね。
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