土地を売却する際に、不動産会社による査定がおこなわれますが、隣の土地だからといって価格が同じとはかぎりません。
大きい道路に面している土地や狭い道路に面している土地など、条件によって変わります。
今回は土地を売却時におこなう査定方法についてご紹介します。
土地を公的評価で査定する方法とは?
土地の査定には公示地価を調べる方法があり、国土交通省が1月1日時点の全国の地価を毎年調査・公表して、公的評価の指標となっています。
また、公示地価と同じく公的評価に利用できるデータで基準地価があります。
こちらは都道府県が7月1 日時点の全国の地価を調査し、まとめたデータを国土交通省が公表しているものです。
土地周辺に調査地点があれば、国土交通省のシステムから地価相場を調べることが可能です。
また、近隣の成約事例を比較することで価格を算出する取引事例比較法があります。
近隣で実際におこなわれた取引事例を複数ピックアップし、比較検討することで価格を算出する方法です。
取引を多くおこなっている不動産会社に相談すると良いでしょう。
隣接する道路による査定への影響は?
土地の査定額は、敷地に面する前面道路や土地の間口や奥行きによる影響があります。
間口が広い場合、日当たりが良くなることや自由に建設できるため、査定に有利です。
前面道路は、幅員の広さによって建築物の大きさが決定するため、土地価格に大きな影響があります。
前面道路の幅員が狭い場合、大きな建物が立てられないため査定に不利になります。
角地は、道路が直角に2面接している土地で中間画地より、日当たりや風通しにも優れており価値が高くなります。
土地の形状による査定の影響とは?
土地の査定額は土地の形にも影響を与えます。
整形地と呼ばれる長方形に整えられた土地は価値が高く査定に有利です。
一方で旗竿地と呼ばれる形状の悪い土地の場合、建物を建てられる部分が少ないなどの理由で価値が下がります。
土地の形が悪くても、広さが十分にある土地の場合、建物が立てられる面積が十分に確保できるため価格への影響が小さくなります。
旗竿地で建物が立てられない部分は住宅ではなく駐車場にするなどの工夫が可能です。
まとめ
公示地価や基準地価で自分で調べる方法もありますが、近隣の事例を比較した取引事例比較法の2種類があります。
自分で調べることもできますが、前面道路の関係や形状の関係で査定価格に影響がでるため、正確な査定価格が分からない場合があります。
そのため、不動産会社に査定依頼すると良いでしょう。
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