相場より安く購入できると言われる競売物件。
購入方法や手続きの流れが通常の不動産売買とは異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
ここでは競売物件の仕組みについてご紹介します。
競売物件とは?
競売物件とは、不動産所有者が事情により住宅ローンを返済できなくなった場合に、銀行などの債権者から競売の申し立てを受けて売却された物件を指します。
一般的に、不動産を購入し住宅ローンを利用する際には、購入した土地や建物に抵当権を設定します。
万が一、ローンが支払えなくなったときに担保としている不動産を強制的に売却し、売却した金額でローンを回収する仕組みです。
競売のほかに「任意売却」の方法もありますが、任意売却ができなかった場合には最終的には競売に移行します。
競売物件は債権者の申し立てにより、オークションのような入札形式で購入者を募ります。
競売物件は「BIT(不動産競売物件情報サイト)」から全国の物件を検索、閲覧することが可能です。
競売物件を購入するメリット
競売物件を購入するメリットは、以下のとおりです。
●購入価格が安い
●手続きが比較的簡単
何といっても購入費用が安いことが大きなメリットです。
ほとんどの物件は相場より低く見積もっているため、市場価格より3割程度安く物件を購入できます。
また、競売物件は手続きがシンプルなため買主の負担が少ないメリットもあるでしょう。
通常は、所有権の移転登記や抵当権の抹消登記の手続きを司法書士に依頼するのが一般的ですが、競売物件は裁判所が手続きをおこないます。
そのため、購入者は入札用紙と暴力団員に該当しない旨を記載した書類を提出し、保証金を納付するだけで手続きが完了します。
競売物件を購入するデメリット
物件価格が安いなどメリットがありますが、いくつかデメリットも存在します。
●物件の情報が少ない
●売主不在のため、物件に対する責任を負う人がいない
●期間が限定されている
競売物件は裁判所が作成した「物件明細書」「現況調査報告書」「評価書」の3点から情報を確認します。
内覧することもできず、限られた物件情報から判断する必要があるでしょう。
また、一般の物件では購入後に重大な欠陥が見つかった場合に売主が責任を負いますが、競売物件には売主が存在しません。
購入後に物件に問題があった場合でも、購入者が修繕費用を出す必要があります。
さらに、競売物件は期間入札という形で売却されます。
期間中にもっとも高い値段で入札した人に購入権利が得られる仕組みで、入札後に落札の取り消しは認められていない点にも注意が必要です。
まとめ
競売物件は、市場価格より安いことや手続きがシンプルで購入者の負担が少ないメリットがあります。
一方で、内覧ができず物件の情報が少ないことなどデメリットもあるため、購入前にしっかり検討する必要があるでしょう。
購入手続きをスムーズに進めるためにも一度不動産会社に相談することをおすすめします。
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