不動産の売却では売却する時期によって不動産の価格が変わってきます。
いくらで不動産を売却するのか迷ったら、土地評価額を参考にするのがおすすめです。
今回は土地の評価額について、種類や特徴、調べ方をご紹介します。
土地評価額とは?
土地評価額とは、その名前のとおり土地を評価した金額のことです。
「一物五価」といわれるように、5つの評価額があるため注意しましょう。
5つの評価とは、実勢価格・相続税路線価・固定資産税評価額・公示価格・基準値標準価格です。
それぞれ使う目的が異なっており、価格が違います。
不動産を売却する際には土地評価額を参考に価格を決めますが、どの金額を基準にするかによって価格が変わってくるでしょう。
一般的に不動産を売却する価格の参考にするのは、実勢価格です。
実勢価格とは公示価格より10~20%高い金額で、実際の市場価格のことです。
また、税金を調べる際には、相続税評価額や固定資産税評価額を利用してください。
自分が何の基準を知りたいかによって、適した価格を利用することが大切です。
土地評価額の特徴
5つの金額は、それぞれ特徴があります。
実勢価格はすでに説明したように市場価格のことです。
ほしい方が増えれば値段が上がり、需要が減れば値段が下がるでしょう。
実勢価格は時期によっても異なっており、景気にも左右されています。
また、公示地価は国土交通省が公表する価格のことで、公的機関で使うものです。
国土交通省が地価を発表するのは、適正価格で不動産の売買ができるようにするためです。
基準地価は各都道府県による評価の金額のことで、公示地価と同様に適正価格の基準となり、公示地価と同じくらいの額となる場合があります。
また、税の基準として利用するのが、相続税路線価と固定資産税評価額です。
土地評価額の調べ方
どのくらいの価格で不動産を売却したら良いかは、土地の評価金額を調べるとわかります。
なかでも実勢価格は価格を決めるうえで参考になるでしょう。
実勢価格の調べ方は、不動産会社への見積もりや一括見積りサイトを利用するなどです。
また、公的データでの調べ方としては、国土交通省の土地総合情報システムが便利です。
国土交通省地価公示・都道府県地価調査からエリアを絞って調べてください。
また、路線価を調べるなら、国税庁のサイトにある路線価図・評価倍率表でわかります。
路線価は、相続税や贈与税の支払いの際に参考になる価格です。
ほかにも、固定資産税納付通知書を確認する調べ方も利用してください。
まとめ
不動産売却を考えているときには、売却価格で悩んでしまうかもしれません。
売却価格は評価額をもとに、複数の金額を参考にしながら決めると良いでしょう。
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