築年数がそれなりに経過した物件を売却しようとしている方は、そのままの状態で買主が見つかるのか不安になることもあるでしょう。
しかし、大きな工事費用をかけなくとも、早期の売却は不可能ではありません。
そこで今回は、不動産売却における見た目の重要性や、内見時の注意点について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
不動産売却には見た目が重要！リフォームの必要はある？
不動産を売却する際には、必ずしもリフォームを実施する必要はなく、実施しないからといって売れ残るわけでもありません。
リフォームにも多額の費用がかかるため、工事前後での売却価格を不動産会社に査定してもらったうえで、実施の有無を検討すべきでしょう。
売却前にリフォームを実施するメリットとしては、物件の見た目が良くなることです。
浴室やキッチンなどの設備や、クロスなどの内装が新しいと新築と同じような雰囲気を生み出し、購入希望者の印象も良くなるでしょう。
一方デメリットとしては、思ったより売却価格が伸びず、リフォームの工事費用を回収できない点です。
どの範囲までリフォームを実施するかにもよりますが、場合によっては数千万円程度の費用を負担しなければなりません。
また、購入希望者のなかには、自分の好きなようにリフォーム工事をおこないたい方もいます。
そのようなニーズに応えるためには、工事費分の費用を売却価格から差し引いて引き渡せば、スムーズに売却できる可能性が高まります。
不動産売却における内見時に見た目を魅力的にみせるポイントとは？
内見の予約が入ったら、下記に示した項目について準備をおこない、見た目を魅力的に見せるようにしましょう。
掃除を徹底的におこなう
室内を魅力的に見せるためには基本的なことですが、まずは掃除を徹底しましょう。
リビングルームはもちろん、キッチンや浴室などの水回りについても細部までの確認が大切です。
室内の明るさに配慮する
暗い室内よりも明るい室内のほうが、内見者に良い印象を与えます。
カーテンを開けておく、照明をすべてつけておくなどして、できるだけ明るく見せられると良いでしょう。
ホームステージングを実施する
ホームステージングとは、物件に家具やインテリアを配置し、室内を魅力的に見せる販売手法です。
内見者が具体的な生活をイメージしやすくなり、購入意欲も高められます。
まとめ
今回は、不動産売却には見た目が重要なのか、またリフォームの必要性と内見時の注意点について解説しました。
リフォームを実施しなくても、内見時に掃除など少しの手間をかけるだけで、早期の売却につなげることが可能です。
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