不動産を売りたいと考えていて、できるだけ高く売りたいがどんな方法があるのか分からないとお困りの方もいるでしょう。
また、オークションのような流れで不動産を売ることができると聞いて、もっと詳しく知りたいと思っている方もいるかもしれません。
そこで記事では、入札方式という方法を利用して売却をおこなう流れや、メリットとデメリットについても解説しますので参考にしてみてください。
入札方式による不動産の売却とはどのようなものか？
一般的な不動産の売却方法は、不動産会社に仲介を依頼して売却活動が開始され売主と買主の両者が合意することで売買契約が成立する仕組みです。
一方の、入札方式では通常の方法とは違い、複数いる購入希望者の中でもっとも高値を出した方と売買契約を結ぶことになります。
そのなかでも、おもな売却の方法として指名競争と、一般競争という2つの入札方法があります。
1つ目の指名競争入札は、参加資格を満たしている方にのみ入札の権利が与えられ、2つ目の一般競争入札では不特定多数の入札希望者を集めておこなう方法です。
そして、もっとも高値を出した購入希望者が落札できる点は、指名競争入札と一般競争入札ともに同じとなっています。
不動産の売却を入札方式でおこなうメリットとデメリットとは！
入札方式をおこなう際のデメリットとしては、入札されたケースによって売却価格が想定していた額よりも低くなる可能性がある点です。
たとえば、購入希望の参加者があまり集まらなかったり1人のみであったりした場合に、提示された価格が低かったというケースなどがあげられます。
しかしながら、購入希望者同士で価格を競り合う方法ですので、想定していた以上に高値で落札される可能性があることがメリットです。
できるだけ高く売りたいと考えている方であれば、入札方式を選択することも良いのではないでしょうか。
不動産売却で入札方式を選択したときの流れを解説
流れとしてはまず売出価格を決めることからはじめますが、不動産の相場に近い価格を設定することで売れやすくなるので慎重に考慮することが大切です。
続いて、代理で入札方式をおこなうこととなる仲介代理人を決めることになりますが、不動産会社によっては扱っていない場合がありますので確認してから依頼しましょう。
そして最後に、仲介業者によって入札希望者の募集がおこなわれ、落札者と売買交渉の条件など話し合って、両者ともに合意することで契約が成立するという仕組みです。
まとめ
入札方式を利用した不動産売却では、相場に近い価格などを意識して慎重に価格設定することや、できるだけ多くの購入希望者を集めることが大切です。
また、契約締結するまでの流れや、メリットとデメリットについても理解して進めることでスムーズな売却につながります。
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